*紡‐つむぎ‐について*
はじめまして。
当院には様々な悩みを持った方が来院されます。
どこに行っても身体が良くならなくて悩んでいる方から人生相談まで(笑
「こんな症状や悩みはどうかな?」と思われる方でもお気軽にご相談ください。
谿 友樹 (y*uki)
*からだ施術院 紡-つむぎ- 院長
*Force Academy 認定セラピスト
*理学療法士(国家資格)
*滋賀医療技術専門学校 卒業
*Force Academy 卒業
施術に対する想い
僕は物心ついた頃から
「なんでつらい想いをしている人がいるのかな?」
「なんでみんなが楽しく生きられないのかな?」
そんな事をよく考えている少し変わった子供でした。
そんな僕が
「病気やケガで苦しんでいる人の助けになりたい。」
そう思って医療の門を叩いたことは
自然な流れだったのかもしれません。
僕は国家資格である理学療法士の資格をとり、
病院や施設等でケガや病気で困っている人達の
リハビリをする仕事につかせていただきました。
しかし、
医療従事者として仕事をしていく中で
だんだんと見えてきたものは、
”原因不明の病気や症状で
悩んでいる方が本当に多いということ”でした。
これは残念ながら
”今の医療では答えを持ち合わせていない”
ことが多いということです。
だから診察を受けても
「問題ありません」と原因はわからないまま、
とりあえず薬や湿布を処方されるだけのことも多く、
診察は形だけのマニュアルで
”流れ作業”のように行われている光景を
何度も目の当たりにしてきました。
そしてこれは裏を返せば、
”今の医療に対する不信感や
違和感を持っている人が多い”
ということでもありました。
どうやら
僕もそんな中の一人だったようで、
だんだんと
”今の医療に対する漠然とした疑問”が沸いてきました。
「これが本当に人を治す術べなのだろうか・・・?」
「これが本当に人のためになるのだろうか・・・?」
そんな疑問を解消するために
色々な本を読んだり、沢山のセミナーに参加しました。
しかし、
どれだけ色々な知識や技術を学んでも学んでも
決して腑に落ちることはありませんでした。
「これが本当に僕のやりたかったことなのだろうか?」
そんな想いは日に日に強くなる一方でした。
そして、
「これが”医療”であり、
”人を癒すということ”の本質なのだとしたら
もう辞めてしまおう・・・」
そんなことを思っていた矢先。
最後に誘われて参加したセミナーで
『オステオパシー』というものと出会いました。
現代医療では症状や病気は「悪」と捉え、
その症状や病気を消すために
薬や手術を行う「対処療法」が主な考え方です。
しかし、オステオパシーの考え方では
症状や病気は何も悪いものではなく、
ただ「結果」にしか過ぎず、
「なぜこの症状が出たのか?」
「なぜ症状が出る必要があったのか?」
という過程までをちゃんと診ていくことで
その根本の原因に対して適切なアプローチを行う
「根本からの改善」が主な考え方でした。
そして、
もっと大きな視点から”人という存在”を捉え、
ただ単に症状のある場所だけを診るのではなく
身体の全ての構造と
機能(骨,筋肉,内臓,神経etc...)を診ていくことで
身体の中で何が起きているのか?
なぜそこに症状が出る必要があったのか?という
身体の中での繋がりや根本の問題点を紐解いていき
その問題点(構造の歪み)を緩めて整えていくことで
その人が本来持っている
『自己治癒力』を最大限に発揮できるように
最も合理的な施術を行うことを目的としていました。
このオステオパシーにおける
医療哲学の考え方は
今まで僕が学んできた
”医療”という考え方や概念を
根本から全て覆してくれるものでした。
そして同時に僕の中に漠然とあった
”本当の意味でその人を癒す”ために
必要な知識や技法、
そしてその考え方と捉え方。
そんな”癒しの本質”の世界観が
オステオパシーの哲学にはありました。
”僕はこれを知っているーーー”
始めてオステオパシーの施術を行った時に
僕はそんな懐かしくも
不思議な感覚が沸き上がったことを
今でも思い出すことができます。
そして、
今まで”現代医療の世界”のことしか学んでこなかった
僕はどれだけ”井の中の蛙”だったのかを
思い知ることとなりました。
そもそも、
”健康”とは何だろう?
”病気や症状”とは何か?
”人を癒す”とは何か?
”身体”とは何なのか?
”生きる本質”とは何なのか?
「そんな''生命''にとって当たり前で
根本的なことに僕は未だに何一つ答えを持っていない」
そう気づいたのです。
それからは
オステオパシーの医療哲学をベースに
東洋医学や自然医学を始め、
整体、鍼灸、カイロプラクティック、量子医学、
エネルギー療法といった様々な医学や代替療法を通して
”人を癒す”ための
手法や技術、知識と考え方を学びはじめました。
少しずつ
”生命”とは何なのか?
”人間”とは何なのか?
という輪郭が解ってくるにつれて、
僕の中でバラバラだったピースが組合さっていきました
そして、
僕の内側にずっとあった
”本当の意味でその人を癒す―――”
その想いを施術という形で表現するために
日々、自然の理を学びながら
”生命のための施術”をして
生きていくことになったのです。